子供の成長と健康を祝う、七五三。
子供が主役のイベントだからこそ、子供の服装を気にするばかりで「そういえば自分の服装はどうしたらいいのだろう?」と、慌てて調べ始めているお母さんも少なくないでしょう。
七五三は、子供にとっても親にとっても大切な記念日です。七五三当日は写真を撮る機会も多いため、当日の服装にも気を配りたいところです。
そこで今回は、まず七五三にはどのような意味があるのかを解説した上で、お母さんは七五三でどのような服装を選ぶべきなのかを紹介します。
七五三にはどのような意味があるの?
七五三は子供の成長・健康を祝い、神社にお参りをする行事です。3、5、7の数字は「縁起の良い数字」とされており、その年齢で神社(氏神様など)へ成長の報告や、感謝の気持ちを伝えます。
その後、家族や親族で会食や写真撮影を行うご家庭も多いようです。
七五三を行う年齢は、地域により違いがありますが、一般的には男の子の場合は3歳と5歳、女の子との場合には3歳と7歳に行います。
七五三のお祝いはいつ行う?
婚礼以外の万事において吉日と言われる「鬼宿日(11月15日)」に、七五三の参拝を行うのが望ましいとされていますが、必ずしも11月15日に行わなければいけないわけではありません。
家族や親族の予定を考慮して、その前後の土日や他の時期に神社への参拝を行う方もいます。
また、前撮りとして写真撮影だけを写真館がすいている時期に行い、11月が近づいてから改めて神社の参拝や食事会を兼ねたお祝いをするというケースもめずらしくありません。
七五三のお祝いは数え年?満年齢?
七五三のお祝いをするときに悩んでしまうのが、お祝いのタイミングではないでしょうか。
3歳、5歳、7歳と知っていても、数え年か満年齢かによってお祝いをする年も変わってきてしまいます。
数え年とは生まれた年を「0歳」ではなく「1歳」と考える数え方です。
誕生日前は満年齢+2歳、誕生日後は満年齢+1歳で考えます。
2020年1月30日生まれであれば、2025年1月1日の段階で満年齢では4歳、1月30日以降は5歳となりますよね。
それに対して数え年では2025年1月1日の段階で6歳、2025年1月30日以降も2026年1月1日まで6歳とみなされます。
古くから伝わる七五三の儀式における正式なタイミングは、「数え年が3歳、5歳、7歳の年」とされていました。しかし現代では儀式のあり方も多様化して、満年齢のタイミングで七五三を行う家庭も少なくありません。
中には「毎年七五三のお祝いをするのは大変だから、お姉ちゃんが満年齢で7歳、弟が数え年で5歳のタイミングでふたりいっぺんにお祝いをする」というご家庭もあります。
そしてこれも、決してマナー違反ではありません。
兄弟で一緒に和装を着る機会は限られますから、あえてあわせてみるのもいいでしょう。
つまり、数え年でのお祝いも満年齢でのお祝いも間違いではないのです。
「まだトイレを失敗することがあって不安だから、3歳のお祝いは来年にしよう」
「感染症が怖いから、来年まとめてお祝いしよう」
このように、都合にあわせてお祝いのタイミングを決めるのもOKです。
ご家族や親族の都合もあるでしょうから、あわせて都合のいいタイミングでお参りをしましょう。
七五三のお祝いはどこでどのように行う?
七五三のお祝いは、神社へ詣でて行います。その際に足を運ぶ神社には、特に決まりがありません。
自宅近くの神社でも、遠方の有名な神社でも、両親がお祝いをした神社でも構いません。
中には、神社でなく寺院や教会でも七五三のお祝いを受け付けているケースもあります。
ただし、やはり一般的には「七五三のお祝いは神社で行うもの」とされていますので、あくまで特殊な例と考えておくとよいでしょう。
七五三のお祝いをするときには、ご祈祷をお願いします。
申込むときには、神社の境内に置いてある「ご祈祷申込書」に記載をして祈祷受付所へ提出してください。
ご祈祷申込書には、住所・氏名・願意(お願いごと)といった内容を記載します。
受付時間は、9時ごろから16:30分頃までが一般的ですが、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
足を運んだらその日のうちに受付をしてご祈祷をしてもらえる神社もありますが「ご祈祷は事前予約制」としている神社も多いため、あらかじめホームページなどを確認しておきましょう。ホームページなどを持っていない神社であれば、電話で問い合わせておきましょう。
「せっかく着付けをして神社へ行ったのに、ご祈祷をしてもらえなかった」とあっては悲しいですから、きちんと準備をしてから向かってください。
七五三のご祈祷の流れと所要時間
ご祈祷の申し込み後、巫女の案内で拝殿へ移動し、親子で椅子に座って開始を待ちます。
儀式は「修祓(しゅばつ)」から始まり、祝詞(のりと)の奏上やお清めなどを通して願いごとの成就を祈ります。
途中で神前に礼をする場面もあるので、指示に従って行動しましょう。
その後、巫女による舞「御神楽(おかぐら)」や、神様に玉串を捧げる「玉串拝礼」が行われ、最後に御神酒(おみき)が振る舞われます。
少量を口にすることで神様の恩恵を受けるとされています。所要時間は20〜30分程度が一般的です。
七五三のご祈祷料金の相場と初穂料の目安
七五三のご祈祷では、初穂料を納めます。
慶弔どちらも使える「玉串料」と呼ばれる場合もありますが、お祝いごとである七五三では「初穂料」が使われることが多いようです。
また、のし袋の水引も関東は蝶結び、関西はあわじ結びなど、地域によって差があるので、お参りする神社ごとの慣例を調べておくとよいでしょう。
また、金額は大体10,000円くらいが目安だといわれていますが、地域の小さな神社などでは「お気持ちで」とされる場合もあり、一般的には3,000〜5,000円くらいが相場となります。
また、兄弟姉妹でまとめてご祈祷を受ける場合、基本的に人数分の料金が必要です。
ただし、2人目以降割引になる神社もあるため、事前に確認しましょう。
七五三の初穂料はのし袋に入れて用意する
初穂料は、財布から取り出してそのままお渡しするのではなくのし袋に入れてください。
神社によってはのし袋ではなく、白封筒や茶封筒でも構わないとされる場合もありますが、細かなマナーがわからないのであればのし袋の用意をおすすめします。
七五三の初穂料を用意するときには、紅白の蝶結びの水引がついているのし袋が適切です。
蝶結びの水引は、何度でもくりかえし結び直せることから転じて「何度繰り返してもいい、おめでたいお祝い」に使われています。
一方で結びきりの水切は結婚など「何度も行われるというよりは一度きりのおめでたいお祝い」で使われます。
そのため七五三では結びきりの水切を使わないように注意しましょう。
七五三の初穂料での表書きは「初穂料」または「御初穂料」となります。表書きの下の名前を書く部分には、お金を用意した両親の名前ではなく七五三のご祈祷を受ける子どものフルネームを明記してください。名前の読み方が難しいのであれば、ふりがなを添えておくとよいでしょう。
七五三のお参り基本マナー
七五三のお参りは、子どもにとって物心がついてからはじめての「自分が主体となって、マナーやルールを求められる場」となるのではないでしょうか。
慣れない衣装に身を包み、右も左もわからない状況に置かれている子どもたちは、どうしても緊張してしまうものです。
そんなとき、親御さんが堂々としていたり、参拝の手順をやマナー、ルールをきちんと覚えて子どもを先導してくれたりすれば、子どもも安心できるはずです。神社へ行く前に、七五三のご祈祷について確認しておきましょう。
神社についたときに意識したいマナー
神社に到着したら、鳥居をくぐる前にきちんと身なりを整え、一礼しましょう。また、参道の真ん中は神様が通る道とされています。
そのため鳥居をくぐったら、参道の真ん中でなく端のほうを意識して、ゆっくりと歩いてください。
途中には、手水舎(てみずや)と呼ばれる、水道や柄杓が用意されている場所があるはずです。ここは神様のもとへ向かう前に心身を清め、きれいな状態で参拝するための重要な場となります。
必ずお清めを行いましょう。
手水舎ではまず、右手で柄杓をとり、水をくみます。きれいな水に洗ったあとの水が混ざらないよう、左手を下げて柄杓の水をかけて清めます。
このとき、柄杓の中の水をすべて使うのではなく3割程度を目安にしてください。続いて柄杓を左手に持ちかえ、同様に今度は右手を清めます。
これで、手のお清めは終了です。
続いて、口のお清めを行います。
もう一度柄杓を右手に持って、左手のてのひらを空へ向けて水を受けます。このときも、柄杓の水をすべて使い切らないように注意してください。
そして左手を持っていって口をすすぎます。衛生面が気になるときには「口をすすぐ真似」だけで構いません。
いずれにせよ、口に直接柄杓をつけないよう注意してください。
口をゆすいだあとは、柄杓の水を少し使って左手を清めます。
そのあと、柄杓に残っている水を柄(持ち手)の部分へ流して洗い清めてから、柄杓を元の場所へ戻しましょう。
七五三参拝時の正しい参拝マナー
手や口を清めたら拝殿へ進みます。
ご祈祷時は神社の案内に従い、基本の二礼二拍手一礼(深く二回お辞儀、柏手二回、深く一回お辞儀)をします。
子どもが緊張しないよう、事前に神社の写真を見せておいたり、大人が先にお手本を見せるなどして「神様にご挨拶しようね」と優しく声かけをしましょう。
ぐずる際は、無理強いせず子どものペースを尊重してゆっくり参拝を心がけて。
写真撮影は、他の参拝者の迷惑にならないよう注意し、撮影禁止場所では撮らず、フラッシュは控えましょう。
家族での並び方は、七五三を迎える子どもを中心に、両側に両親や祖父母が並ぶという形が多いようです。
七五三の定番「千歳飴」の意味は?
ところで、七五三といえば「千歳飴」が有名ですが、千歳飴にもちゃんと意味があるのをご存知でしょうか?
(千歳)飴は、引っ張ると伸びることから「粘り強く」「細く長く」という願いが込められています。
つまり千歳飴には、親が子供に「健康に長生きしてほしい」という願いを込める、七五三には欠かせない縁起物としての役割があります。
千歳飴は紅白になっていたり、袋には縁起が良いとされている「松竹梅」「鶴亀」などが描かれているのも特徴的です。
ぜひ、七五三当日にお子さんに買ってあげると一生の思い出になるでしょう。
七五三の子どもの服装はなにが正しい?
七五三の神社参拝というと、やはり「和装でなければならない」とイメージするのではないでしょうか。
しかし明確なルールはなく、フォーマルなイメージの服装であれば洋装でも構わないとされています。
「慣れない和装では疲れてしまいそう」「ぐずってしまいそう」と感じるときには、洋装を選んでも構いません。
一方で神社の考え方や、家族や親族の考え方は違います。
不安な場合にはあらかじめ相談し、確認しておくとよいでしょう。
七五三の衣装に悩んだら「お色直し」もあり
「せっかくだから和装を着せたいけれど、洋装も捨てがたい」というときには、お色直しを取り入れてみるのもおすすめです。
例えば前撮りのときと参拝当日とで衣装を変えることによって、和装と洋装どちらも楽しめるようになります。
衣装はどちらもレンタルすれば、出費を抑えられます。
女の子はもちろんのこと、男の子もお色直しをすることによって思い出に残る七五三となるでしょう。
男の子の七五三の洋装は「スーツ」が定番
七五三の男の子の衣装は、洋装であればスーツが定番です。
サイズの合うものが見つからないときには、フォーマルな雰囲気のジャケットにパンツをあわせるというスタイルでも構いません。
また、普段着でもマナー違反というわけではありませんので子どもの体調などを踏まえて健康第一で選びましょう。
七五三のシーズンは、地域によっては非常に冷え込むことから上着や防寒アイテムを用意することも忘れないようにしてください。
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きちんと感はありながら、ギンガムチェックのシャツと蝶ネクタイがポイントになり、子どもならではの可愛らしさを引き立てる一着。 | 柄や色味にもこだわりのつまった気品のあるチェック柄を金ボタンが引き立て、おしゃれで周りとはちょっと違うものが着たい方におすすめ。 |
女の子の七五三の洋装は「ドレス」が定番
七五三の女の子の洋装の場合は、上品なフォーマルドレスが定番です。
Aラインやプリンセスラインのワンピースタイプや、ボレロとスカートのセットアップなど、子どもの年齢や好みに合わせて選びましょう。
素材はレースやチュール、サテンなどが華やかで、色は白、ピンク、水色、ネイビーなどが人気です。
子どもがご機嫌で過ごせるよう、好きな色を選んでもらっても良いでしょう。
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トップス部分がレース、スカートがふんわりとボリュームのあるチュール地のドレス。 | カットソー素材のボレロは小さなお子様にも心地よく、デザイン性のあるワンピースはおしゃれでキュートな印象にしてくれる。 |
七五三で和装を着用するときに用意するもの
七五三は、子どもの和装姿を目にできる貴重なきっかけです。そのため、洋装と一緒に和装を用意するのもよいでしょう。
七五三で着用する正式な和装は、背中に家紋が入っている「紋付羽織袴」とされていました。しかし現代ではその決まりを意識しないケースも多く、紋付羽織を用意できなくても構いません。
和装を着用するときに必要な小物
和装を着用する際には必要な小物がいくつかあります。また、年齢によっても変わってくるので、選び方のポイントを知っておきましょう。
◇草履/雪駄
女の子には華やかな刺繍や柄が入った草履、男の子にはシンプルな雪駄(せった)や草履が一般的です。
足に合ったサイズを選び、鼻緒が擦れて痛くならないよう、事前に少し履き慣らしておくのがポイント。
着物の色柄に合わせたものを選び、かかと留めのあるタイプは脱げにくいので安心です。
◇バッグ(巾着)
女の子が持つ小さな巾着や和装用のバッグは、着物や草履と色柄を合わせたり、帯の柄とリンクさせたりすると統一感が出ます。男の子の場合は信玄袋という小さな巾着を持つ場合が多いです。3歳の場合は持たなくてもOKです。
◇帯締め
帯を固定し、装飾の役割も果たす帯締めは、7歳の女の子や男の子の袴に使用します。帯や着物の色とのバランスを考えて選びましょう。組紐の太さや色、飾り玉の有無などで雰囲気が変わります。
◇帯揚げ
帯の上部に添える布で、帯枕を隠す実用的な役割と、色柄でアクセントを加える装飾的な役割があり、7歳の女の子の振り袖で使用します。
帯や着物の色との相性を考え、差し色として使うと華やかになります。
◇髪飾り
ちりめんやつまみ細工など、着物に合わせた華やかなものを選びましょう。3歳の女の子など、まだ髪の毛が少ない場合でもつけられるカチューシャタイプや頭にのせるだけの簡易的なものもあります。
◇懐剣(かいけん)・お守り・扇子
魔除けの意味のある懐剣とお守りを袴の帯に差し、繁栄を願う扇子を持ちます。5歳の男の子の袴スタイルには必須アイテムです。
◇足袋
草履と合わせて用意したいのが袋のような形をした足袋です。
草履を履くときに使う靴下のようなものと考えるとよいでしょう。
◇肌着
和装には、肌襦袢(はだじゅばん)とも呼ばれる肌着を着用します。
子どもは汗をかきやすく、慣れない衣装で長時間過ごすとなるとなおのこと衣装が汚れやすくなってしまいます。
そのため、肌着は必ず用意してください。
和装用の肌襦袢を用意するのが難しければ、日頃着用している肌着でも構いません。
ただし、衿から肌着がのぞいてしまわないよう襟ぐりの深いものを選んでください。
◇長襦袢
肌着の上には、長襦袢と呼ばれる着物を着用します。
これは、汗や汚れが着物に付着するのを防ぐ役割がありますのでレンタル衣装を利用するときには必ず用意します。
◇腰ひも
着付けの際には、紐を三〜四本(体型によってはそれ以上)使用します。太めの紐だと結びにくい可能性があるため、やや細めの紐を用意してください。
細身な女の子なら、帯がぶかぶかになってしまう可能性もあることから紐とともにタオルも準備しておきましょう。
着物の柄はどんなものがいい?
子どもが着用する着物にも、いくつかもパターンがあります。
ちょっとしたお出かけで着用する着物は、比較的カジュアルな着物となります。七五三では、カジュアルな着物ではなく格式の高いフォーマルな着物を選びましょう。
格式の高い着物は、描かれている絵柄も特徴的です。
男の子の着物なら、鷹や龍といった強い生き物、兜などの権威を思わせるモチーフが描かれ、強くたくましくなってほしいという願いが込められます。
女の子の場合には、花柄が描かれる着物が多いのが特徴です。桜や梅のような華やかなデザインの着物は、かわいらしいだけでなく「花のように美しい女性になりますように」という願いも込められています。
また、手毬(てまり)も定番の柄と言えるでしょう。
平安時代には、毬を蹴ることが貴族の遊びとして親しまれていたため、毬は高貴、豊かさの象徴とされています。丸いフォルムになぞらえて「何事も丸く収まる」という意味合いもあり、縁起のよい柄とされているのです。
これらはあくまでフォーマルな柄の一例ですから、これらの中から選ばなければいけないわけではありません。せっかくなら「子どもの気に入った柄」を選ぶとよいでしょう。
七五三での母親の服装選び
七五三での母親の服装は、子どもが主役であることを忘れず、品がありつつも華やかさを添えるフォーマルな装いが基本です。
和装なら訪問着や色無地など、子どもを引き立てる淡い色合いを選びましょう。
洋装ではセレモニースーツやワンピース、パンツドレスなどにジャケットを羽織るスタイルが最適です。
ネイビー、グレー、ベージュなどの落ち着いた色を中心に、露出は控え、清潔感ある服装が◎。
足元はパンプスを選び、動きやすさも考慮しましょう。
母親の服装選びの基本ポイント
七五三でのお母さんの服装は、子どもが主役であることを忘れず、フォーマルな場にふさわしい品格と季節感を意識し、家族全体の調和を大切にしましょう。
◇色選び
落ち着いた色合いが基本です。ネイビー、グレー、ベージュ、オフホワイトなどがおすすめです。子どもの服装の色と同系色にすると、家族全体に統一感が出ます。
◇素材選び
七五三の季節である秋ごろは、ツイードやウール混のような高級感のある素材など、季節感を意識しながらも上品さのあるものを選びましょう。
◇アクセサリー
控えめで上品なものが好ましいです。
パールのネックレスやイヤリング(ピアス)だとエレガントで上品な印象になるのでおすすめです。
コサージュやブローチで胸元にアクセントを加えるのも良いでしょう。光りすぎる派手なアクセサリーは避けてください。
洋装と和装どちらを選ぶべき?それぞれのメリット
七五三における母親の服装は、和装と洋装それぞれにメリットがあり、選ぶ際の判断基準も違ってきます。
◇和装
まず和装のメリットは、格式高さと伝統的な美しさです。
日本の文化を象徴する鮮やかな着物姿は、七五三という節目の行事にふさわしく、記念写真にもとても良く映えます。
◇洋装
洋装の場合、動きやすく子どもの世話や移動が多くても着崩れの心配が少なく、快適に過ごせるというメリットがあります。
また、フォーマルドレスは入園・入学式などの場にも着回し可能のため経済的ですよね。
さらにレンタルドレスであれば和装に比べて、かなりリーズナブルな価格で利用できます。
◇選ぶ際の判断基準
子どもが和装の場合は、母親も和装・洋装どちらでも良いですが、子どもが洋装の場合は、母親も洋装にすることで格が揃い、バランスが良くなります。
また、着慣れない和装で不安があったり、下のお子様もいるような場合は動きやすい洋装を選ぶなど、ご自身の状況や重視するポイントで選択しましょう。
子供が和装の場合の母親の服装選び
子どもが和装で七五三を迎える際、母親の服装は和装・洋装のどちらを選んでも問題ありません。
和装を選ぶ場合は、訪問着や色無地が適しています。
訪問着は華やかで格式高く、色無地は紋を入れれば上品なフォーマル着として着用できます。日本の伝統美でもあり、記念写真にも美しく映えるのが大きなメリットです。
洋装を選ぶ場合は、セレモニースーツやワンピースが主流です。
動きやすいため、長い時間子どもの世話や移動が多い七五三では特に便利です。
また、着回しがしやすく費用を抑えられるというメリットもあります。
どちらの装いを選ぶにしても、子どもの装いを引き立てる落ち着いた色合いを選ぶのがポイントです。
ネイビー、ベージュ、淡いピンク、アイボリーなどがおすすめ。全体として統一感を意識し、主役のお子様がより輝くようなコーディネートを心がけましょう。
子供が洋装の場合のママの服装選び
子どもが七五三で洋装の場合、母親はセミフォーマルからフォーマルまで幅広い選択肢から服装を選べます。
特に、ワンピースは一枚でも上品に決まり、動きやすさも兼ね備えた優秀アイテムです。膝が隠れる丈を選び、ノースリーブの場合は必ずジャケットやカーディガンを羽織りましょう。
また、パンツスーツはマニッシュでスタイリッシュな印象を与えつつ、動きやすさは抜群です。インナーは白や淡い色のブラウスを合わせ、ジャケットを羽織るときちんとした印象になりますよ。
セレモニースーツの場合は、季節に合わせた素材選びもポイントです。本来の七五三よりも早く、親族の集まりやすいお盆休みなど夏に行う場合は、さらりとした素材や軽さのあるフレアスカートが良いでしょう。
秋に行う場合は、ツイードのノーカラージャケットを選ぶと、高級感も感じられる上品なコーディネートになります。
色選びは、子どもの服装とのバランスを考慮し、ネイビー、グレー、ベージュ、オフホワイトなどの落ち着いた色合いがおすすめです。ブラックも最適ですが、全身が暗くならないよう、明るい色のコサージュやパールのアクセサリーで華やかさをプラスしましょう。
年代別・体型別おすすめコーディネート
母親の服装は、年代や体型に合わせて選ぶと、より美しく快適に過ごせます。30代、40代それぞれに似合うスタイルや、産後の体型カバーのテクニックをご紹介していきましょう。
母親の服装は、年代や体型に合わせて選ぶと、より美しく快適に過ごせます。30代、40代それぞれに似合うスタイルや、産後の体型カバーのテクニックをご紹介していきましょう。
◇30代ママ
トレンドを取り入れつつも上品さを意識したスタイルがおすすめです。
たとえば、明るめのネイビーやベージュのセレモニースーツ、または華やかなデザインのセットアップワンピースなどが似合います。レース素材やペプラムデザインで女性らしさを加えるのも素敵です。
◇40代ママ
落ち着いた色合いの中に上質さを感じさせるスタイルが似合います。濃いめのネイビー、グレー、ブラックなどのベーシックカラーのスーツや、上質な素材のワンピースがおすすめです。アクセサリーで品格をプラスすると良いでしょう。
◇産後の体型カバーテクニック
産後ママの場合は、体型カバーも叶えてくれる服装が嬉しいですよね。
AラインやIラインのワンピースだとお腹周りを優しくカバーし、全体的にすっきりとした印象を与えます。
さらにジャケットやカーディガンを羽織ると、 腰回りや二の腕をカバーする効果があります。長めの丈を選ぶとさらに良いでしょう。
ウエストマークのないデザインやウエストラインを強調しないデザインも体型カバーに◎。
ストレッチ性のある素材だと窮屈感がなく快適です。
30代ママにおすすめの服装
30代ママには、上品でトレンド感のあるセミフォーマルスタイルがおすすめ。明るめのベージュや淡いピンクのワンピースやセットアップ、オールインワンもスタイリッシュで◎。
和装なら淡い色の訪問着が定番ですが、抽象柄やぼかし染めなどの現代的な柄も洗練された印象に。子どもの和装とのリンクコーデもおすすめです。
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ペプラムジャケットとワンピースが一体化したエレガントなライトベージのドレス。 | 白のブラウスにネイビーのテーパードパンツとロングジレを合わせたセレモニースーツセット。 |
40代ママにおすすめの服装
40代ママには、落ち着いた色味のフォーマルスーツやエレガントなワンピースが品よく映えます。
ネイビーやグレー系、モカ系、ブラックなどに、アクセサリーで華やかさをプラスしましょう。
和装なら上品で控えめな柄の訪問着がおすすめです。格式を意識した装いが七五三にふさわしい印象を与えます。
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ツイード生地できちんと感が演出できるブラウスとマーメイドスカートのセットアップ。 | 卒入園式やお宮参り、七五三、学校行事などのフォーマルシーンにぴったりのネイビーのワンピース。 |
産後の体型をカバーするコーディネート術
産後の体型変化には、ゆるやかに体型をカバーできるAラインワンピースや、お腹まわりを自然に隠せるペプラムデザインのトップスが効果的。
ジャケットを羽織ると縦のラインが強調され、すっきり見えます。
和装の場合、ウエスト周りがしっかり覆われているので産後の体型も目立ちにくくなりますが、髪飾りや半襟などに華やかさを持たせると、視線が上がるためよりスッキリとした印象になります。
七五三の母親衣装はレンタルがお得
フォーマルに着用できる七五三の衣装は、購入すると結構な金額のことが多いですよね。
そこで、購入よりもレンタルを選ぶことでお得で多くのメリットがあります。
コスト面では、一度きりの着用のために高額なフォーマルウェアを購入するよりも、手頃な価格で高クオリティな衣装を着られる点が魅力です。
さらに、使用後のクリーニングや収納場所の確保が不要なため、保管の手間や劣化の心配がありません。
また、レンタルでは最新のトレンドを取り入れたデザインやカラーを選ぶことができ、おしゃれで洗練されたスタイルを楽しめるのも嬉しい魅力。
落ち着いたカラーのセレモニースーツや、華やかさと上品さを兼ね備えたワンピースドレス、スタイリッシュなパンツスーツやマタニティドレスなど、シーンや好みに合わせて選べるラインナップが豊富です。
レンタルと購入それぞれのメリット・デメリット
七五三の衣装をレンタルする場合と購入する場合にはそれぞれメリット・デメリットがあります。ご自身の予算、着用頻度、保管の手間などを考慮し、最適な方法を選びましょう。
【レンタル】
メリットは、コストを抑えられること。 購入に比べ、数千円〜数万円程度で借りられるため、経済的です。
保管不要で、着用後のクリーニングや保管の手間が省け、トレンドや新しいデザインが選べます。
デメリットとしては、手元に残らないという点です。
【購入】
メリットは、自分だけの衣装として愛着が持て、記念になることです。
七五三以外にも、入学式や卒業式、結婚式など他のフォーマルシーンで何度でも着用できます。
デメリットは、初期費用が高く数万円〜十数万円かかることもあり、保管・手入れの手間: やクリーニングが必要です。
【費用相場】
◇レンタル
洋装・和装ともに大体5,000円〜数万円程度が目安です。
◇購入
洋装で3万円~10万円以上、和装で10万円~数十万円以上が相場となります。
おすすめのレンタルショップ3選
ここではおすすめのレンタルドレスショップをご紹介します。ママ世代にぴったりなドレスやセレモニースーツが揃っています。
<東京ソワール レンタルドレス>
セレモニースーツからマザードレスに華やかなワンピースまで、上品な高級フォーマル衣装がレンタルできるショップです。
- 価格帯:11,000円〜
- 品揃え:正礼装からセレモニースーツ、セミフォーマルドレスまで豊富
- サイズ展開:5号〜21号まで
- 利用方法:試着は南青山店に来店、または自宅配送試着が可能です。基本レンタル期間は3泊4日ですが、延長も可能。
<クレアローズ>
ドレスデザイナーのオリジナルドレスがレンタルできるクレアローズ。
店舗で実際に試着して、サイズや色柄をご確認いただけます。どれを着たらいいのかわからない時など、専門のスタッフのサポートで安心です。
- 価格帯:5,500円〜
- 品揃え:ママ向けフォーマル・パーティードレス、ジャケット付きコーデセットも充実
- サイズ展開:5号~23号、フリーサイズ含む
- 利用方法:浅草本店、横浜元町店にて試着、申込みのほか自宅での試着も可能。レンタル期間は原則3泊4日。
<hare:kari>
「洋服の青山」が展開するレンタルドレスサービス。ホームページからの注文のほか、「洋服の青山」、「THE SUIT COMPANY」の店舗にてサイズの相談ができます。
- 価格帯:5,500円〜
- 品揃え:セレモニースーツ・パーティードレスの他、お受験対応スーツも展開
- サイズ展開:ドレスはS〜LL、フリーサイズあり。セレモニースーツは7〜17号
- 利用方法:ホームページから申し込み。試着は一部店舗のみで可能。基本レンタル期間は4泊5日。
レンタル時の注意点とサイズ選びのコツ
七五三のシーズン(10月〜11月)はレンタルが集中するため、特に繁忙期は人気衣装が早く埋まります。予約は可能なら1〜2ヶ月前が目安です。
また、返却期限は厳守し、延滞料金に注意しましょう。万が一汚してしまったり、破けてしまった場合の補償金も各社によって様々です。
一定額を払うと、補償金が免除になる保険があるお店もあるので、確認しておくとよいでしょう。
サイズ選びでは、まずバスト、ウエスト、ヒップ、肩幅など自分のヌードサイズを正確に採寸します。
「いつものサイズ」ではなく、必ずショップの実寸サイズ表と自分の採寸値を比較することを忘れずに。
AラインやIラインのドレスは比較的サイズに融通が利きますが、ウエストマークがあるデザインはウエストサイズをしっかり測りましょう。
迷ったらワンサイズ大きめを選び、ベルトなどで調整する方が失敗が少ないでしょう。
利用者のレビューや着用画像を参考にしたり、サイズの相談ができる店舗を選ぶと安心です。
これらのポイントを踏まえ、大切な七五三にふさわしい素敵な衣装を選びましょう。
七五三におすすめの母親の服装例
ここからは実際に、七五三におすすめな服装をご紹介していきましょう。
七五三におすすめのセレモニースーツ
きっちりとした印象のセレモニースーツは、格式高い雰囲気を引き立ててくれます。
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ツイードジャケットと授乳口付きのネイビーのワンピースのセレモニースーツセットは、ふんわりと広がるスカートとウエストのリボンが可愛らしい。 | ライトベージュのジャケットとふんわりとした袖のワンピースで、春~秋まで使えるさらりとした生地感。 |
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黒の七分袖ワンピースと黒のツイード地ジャケットのセレモニースーツセットは、ノーカラーで黒ベースの色合いは落ち着いた雰囲気。 | ジャケットの襟元から前面にフリンジの縁取りが入ったネイビーのセレモニースーツのセット。 |
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ジャケットは白に近い優しいベージュで顔映りを明るく見せてくれる。 | 柔らかい生地感が、プリーツの広がりを抑えてすっきりとしたシルエットに。 |
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ツーピースにも見えるワンピースはスカートの左側にタックが入っており、ジャケットの前を留めても綺麗なシルエット。 | ワンピースは柔らかく、室内などでジャケットを脱いでもサマになる。 |
七五三におすすめのワンピース
スーツよりもカジュアルなイメージのワンピースは、デザインも豊富でおしゃれなスタイルを実現できます。
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ふんわりとした肩と背中のプリーツが、品の良い可愛らしさを出してくれるグレージュのワンピース。 | 歩くたびに揺れる右サイドのプリーツがフェミニンな印象のニュアンスブルーのワンピース。 |
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ふわっと広がるスカートが華やかだが、色が落ち着いているのでまさに“大人の可愛さ”があるデザイン。 | 女性らしいフィット&フレアのシルエットは気になる下半身をカバーして、お子様連れでも動きやすい。 |
七五三におすすめの和装コーデ
七五三での母親コーデには洋装だけでなく、和装を着用される方も多いかもしれません。
そこで和装コーディネートについて、種類や選び方のポイントをみていきましょう。訪問着や付け下げ、色無地など和装の種類についてそれぞれ着こなしのコツもご紹介します。
訪問着の選び方と着こなし
七五三での訪問着の柄の選び方は、松竹梅や鶴亀といった吉祥文様や、通年着られる四季の花々がおすすめです。
子どもの衣装より控えめな分量や華やかさの柄を選びましょう。家族の着物と同じモチーフを選ぶと統一感が出ます。
色の選び方は、派手すぎない淡い色合いが基本です。黒や濃すぎる色、派手すぎる金銀の多いものは避けましょう。
七五三本番の秋には、藤色や紅葉色にすすきや菊の柄などを選ぶとより季節感が感じられます。
帯との組み合わせは、格調高い文様の袋帯(ふくろおび)が一般的です。着物や帯の色と調和する帯締め、帯揚げを選び、全体のバランスを整えましょう。
付け下げや色無地を選ぶポイント
七五三におすすめの和装には、訪問着のほかに付け下げと色無地があります。
付け下げは訪問着に次ぐ準礼装で、柄がワンポイントに入り華やかさがありつつも、訪問着より控えめな印象です。
派手すぎず、でも華やかさも欲しいという場合に適しています。お子様が洋装の場合や、ご両家が控えめな装いを希望される場合に良いでしょう。
色無地は、一色染めの着物で、紋の有無で格が変わります。一つ紋を入れることで、七五三にふさわしい略礼装となります。
落ち着いた印象をもつので、帯や小物で品良く華やかさをプラスしましょう。
どちらも、お子様の装いを引き立てるために、淡い色合いを選ぶのがポイント。クリーム色、薄いピンク、水色、藤色などがおすすめです。
七五三の親の服装で注意すべきマナーポイント
七五三は、神社に参拝し、神前で子どもの健やかな成長を願う神聖な行事です。
そのような場で、親の服装マナーはもっとも気になるところですよね。
この項では、注意すべきマナーポイントを5つ挙げていきます。マナー違反にならないように事前にチェックしておきましょう。
カジュアルすぎる服装は避けよう
七五三では、子どもより控えめな服装が良いとされていますが普段着のようなカジュアルなものはNGです。
特にジーンズやTシャツ、ジャージー素材や綿素材のワンピースは、ラフでカジュアルな印象になるので避けるようにしましょう。
スニーカーやブーツも同様です。フォーマルなスタイルに合うパンプスを選びましょう。
七五三は伝統的な神前儀式・祝い事のひとつであるため、子どもの装いと合わせたフォーマルやセミフォーマルな服装を心がけましょう。
「格」に合わせた服装選び
子どもの服装と母親の服装の「格」を合わせて選びましょう。
どちらかがフォーマルすぎたり、カジュアルすぎると全体的にちぐはぐな印象になってしまいます。
子どもが和装(羽織袴や振袖)の場合に、母親も和装にするなら、子どもより少し控えめな訪問着や付け下げ、一つ紋の色無地がおすすめです。
洋装にするなら、セレモニースーツやフォーマルワンピースといった、きちんとした印象の装いが良いでしょう。
子どもが洋装(ドレスやスーツ)の場合は、母親も洋装で合わせるのが◎。
セレモニースーツやワンピース、パンツスーツなどが最適です。
この場合、母親が和装を選ぶと格が高くなりすぎる場合があるため控えた方が良いとされます。
子どもと母親の服装の格だけでなく、色や素材、全体のトーンも意識すると、より統一感のあるコーディネートになります。
素足やサンダル、ブーツはNG
子どもの成長を祝う七五三では、特別な日とフォーマルな場にふさわしい足元の靴選びも大切な要素のひとつです。
和装・洋装問わず、素足はNGです。ストッキングや足袋、靴下を着用して、足元の過度な露出も避けましょう。
また洋装の場合、サンダル、ミュール、オープントゥのような靴、ブーツやスニーカーもフォーマルな雰囲気に合わず、カジュアルすぎるのでNG。
神社の砂利道で歩きにくいピンヒールも、小さな子どもと一緒に歩くには危険です。
適切な靴は、3〜5cm程度の安定したヒールのパンプスや、ぺたんこなフラットシューズ、ローファーなどが最適です。
色は黒、ネイビー、ベージュ、キャメルなど、服装に合わせた落ち着いた色を選びましょう。
派手すぎる色や柄は避ける
七五三は主役であるお子さんの成長を祝う場です。母親の服装は、控えめで上品な装いを心がけましょう。
特に真っ赤、蛍光色、強い黄色、ショッキングピンクなど、原色系の強い色のドレスやスーツも、落ち着きがなく見え、お祝いの場にはふさわしくありません。
また、派手なアニマル柄、大ぶりの幾何学模様、全身に広がるような大胆な花柄やギラギラとするようなスパンコールやラメが派手な素材なども、子どもより目立ってしまうので避けるようにしましょう。
子どもを引き立てる服装選びを心がける
七五三は子どもが主役のお祝い事です。母親の服装は、子どもの晴れ姿を最大限に引き立てるよう、品格と調和を意識しましょう。
子どもの衣装を引き立てる落ち着いた色合い(ネイビー、ベージュ、淡いピンクなど)を選び、家族全体に統一感を出すため、子どもや家族と同系色にするのもおすすめです。
派手な柄や過度な装飾は避け、シンプルで上品なデザインを心がけてください。
アクセサリーは、控えめなパールやコサージュで華やかさを添える程度に留めましょう。
清潔感のある服装で、主役である子どもがより輝くコーディネートがベストです。
まとめ:七五三は親の服装も華やかに仕上げて
七五三は、子どもの健やかな成長を祝う大切な日です。主役となる子どもを引き立てながら、母親も品格ある華やかな服装選びが大切です。
子どもとの「格」や「色合い」を合わせ、訪問着やセレモニースーツなど、落ち着いた色味で上品さを意識しましょう。
足元はパンプスやローファーなどフォーマルな靴を選び、素足やカジュアルなものは避けるのがポイントです。
親子揃って最高の装いで余裕を持って当日を迎えるため、1〜2ヶ月前などから早めの準備を心がけましょう。
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